3連休の最終日に、大学まで自転車で行ってみました。私の住む和歌山市は比較的平地なので、
自転車で移動することは私はそれほど苦にはなりません。
ですが、大学は山の上にあり、さすがに自転車で登ろうとは今まで思いませんでした。
最近サイクリングを始めたこともあり、徐々に距離を伸ばしていくと、
今まで自動車で通っていた大学までなんとか行ってみたい気持ちが
むくむくと湧き上がってきました。
それで3連休の最終日という体力に比較的余裕がある日に照準を合わせて
あまり暑くない朝7時頃に出発しました。
ピークは山頂近くの大学手前の登り口だろうと高をくくっていたところ、
朝一番の自転車はそれなりに体力を使い、途中の坂道から徐々にスピードも落ちてきました。
これでは大学に到着してからの予定をこなせないと思い、さっさと自転車を降りて押しながら大学に到着しました。
大学周辺には小中学校があり、途中、私のような自転車通学生を見かけました。
電動自転車に乗っている生徒もいましたが、ざっと見るかぎりは8割くらいは普通の人力のみの自転車を使用していました。
学生には、人力で十分という意見があるかもしれませんが、毎日この坂を上がるのかと思うと
気の毒な気持ちにもなってきました。
兎にも角にも、大学までなんとか自転車を押しながら坂道を上って到着し午前のノルマをこなし、帰ろうとすると
今度は坂を下っていたところ、思いの他、坂道を下る自転車のスピードは早く、
ブレーキをかけているものの、平地とは勝手が違い制動も危うく、恐怖も感じました。
以前に男子中学生の集団が坂を下っているときに、スピードを落とせずにころんで先の旧国道まで転がっていったことを思い出しました。坂は上がるのも大変ですが、下りの方がずっと気をつけないといけないことが今回、自転車に乗ってわかりました。
また、大学周辺は住宅街が多く、朝は通勤のためか信号待ちをしている自動車を見かけることが多く、雨が降ると、さらに渋滞になっています。
自動車を利用するのは、ただ坂の上り下りのためではないかと思いますが
自動車通勤から自転車通勤へと変える人が増えれば、渋滞も短くなり
環境にもやさしくなるのではとも思いました。
もし、エレベーターなどで自転車をある程度の地点まで上げてもらえれば、体力を消耗せずに事故や怪我もなく、自転車で山の上まで行けるのにと思いますが現実的には、自動車や電動自転車の利用になってしまうのでしょう。
しかし、この状況が最適だとは思えませんし、どこかにより良い解があるはずです。より安全により快適に毎日を過ごせる街にしていきたいです。
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