『豊かな生活』とは

今日はゼミの日でした。昨日からの大雨と強風で、あまり良く眠れず起床してからもなんだか

肩が凝って、大学に7時30分頃についたものの、しばらく車内で寝ていました。

ゼミが始まる頃には、なんとか解消し、今日のテーマである

『豊かな生活』や『豊かな生活ができるまちづくり』とはどういったものか

について先生や生徒から意見を聞くことができました。

授業の中では安全、安心を担保できることや近所の人とつながりがあることなど生活に密着した意見が多かった中、

精神的な満足度を挙げた学生がいました。

中国からの留学生でしたが、物質的な豊かさとは異なり、精神的な豊かさについて指摘していました。

確かに経済的な豊かさがあってこそ精神的な豊かさを築くことが可能とはなるのですが、

経済的に豊かであっても、幸せになれるとは限っていないからです。

つまり、豊かさとはその人の内面に存在するもので、物質的な豊かさは二次的なものではないかとも思えるようになっ

ってきました。現実的には、きれいで新しい街並みが好まれるので、表面的には経済的に豊かな地域に人は集まるのですが

都会では近所に住む人の名前も知らないという状況にもなり、これはほんとうに豊かな社会なのかという疑問も湧いてきます。

結論としては、豊かな生活とは経済的な基盤を持ちながらも、精神という気持ちの面でも豊かに感じることができることを意味

し、気持ちの面で豊かになれるためには、経済的な豊かさだけでなく、危険がなく安全に、幸せに、そして朗らかに感じること

が必要であるのではと考えるようになりました。

私にとって『豊かな生活』とは何かを考えたとき、お金はあまりありませんが、今こうして大学へ通いゼミを受けること

ができることに感謝し満足しています。なので今の生活が豊かな生活なのだろうと思いました。


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