神戸阪急へ行ってきました

百貨店

2017年10月1日にセブン&アイ・ホールディングスから譲渡され、2019年10月1日に阪急阪神百貨店傘下の百貨店として移管されてから、ずっと訪れたいと思っていました。

神戸は好きな街だったので、そのうち、近々訪れるだろうと思っていたら、コロナが蔓延して思うようにならなくなってしまいました。

神戸阪急の前身のそごう神戸店は、かつて神戸市では一番店でしたが、阪神大震災によって被災し、早期再開を選択したことで、施設はリニューアルされず、一方、全館立て直しを選択した大丸神戸店に顧客が流れたと言われています。

こればかりは、どちらの選択が良かったのかは、後になって分かることであり、結果論でしかありません。

ただ、今回 神戸阪急を訪れて見ると、館内はリニューアル工事の真っ最中で、防音壁が張り巡らされ、一種の迷路の様にも感じられました。

トイレなども、旧式のままの箇所もあり、その後訪れた大丸神戸店と比較すると、老朽化の感は否めませんでした。

しかし、立地は神戸の一等地である三宮にあり、そして阪神電車 神戸三宮駅に直結していることから利便性は高いと言えます。

かつて、神戸市内の阪急百貨店は、阪急電車の三宮駅構内とハーバーランド内にありましたが、阪神大震災により三宮駅構内の店舗は損傷を受け、解体されることとなりました。

1992年にオープンしたハーバーランド内の神戸阪急も当初は賑わいがありましたが、最寄りの駅がJR神戸駅であったこともあり、元町や三宮の駅から今ひとつ足を伸ばすことがなかった様にも思います。(2012年撤退)

なので、阪急百貨店としては、念願の三宮での開店となり、梅田の本店とともに、神戸を牽引する必要のある店舗のはずでした。

しかしながら、神戸市とともに進めてきた、崩壊した阪急三宮駅の建て替えによって建設された神戸三宮阪急ビル内に出店することはありませんでした。

百貨店のみならず、商業施設は利用者にとって、利便性はもちろんのこと、愛着も必要だと思います。

ゆくゆくは、新しい神戸阪急が地域に愛される事を願うばかりです。

神戸阪急 | 阪急百貨店
阪急百貨店 神戸阪急の営業時間など店舗情報、催し・イベントや各階売場の最新情報をお届けします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました