新聞などで撤退する百貨店についての記事を見ていると、『小さい頃には家族と一緒にきました』とか『なくなると残念です』『でも、最近はでもイ○ンとかに行くことが多いかな』といったようなコメントが見られます。これらのことから、つまり百貨店は過去にはよく訪れたけれど、最近はあんまり行ってないことを表し、このことは売上に顕著にあらわれています。10年前と比較すると約1500億円減少しています。1500億円の売上高というのは、セブン銀行の2019年度の売上高が1472億円ですので、その規模が想像しやすいかと思います。こういったことから百貨店は衰退産業だと言われる所以だと思われます。しかし、本当にそうなのでしょうか?確かにモノやサービスの購買の仕方はリアル店舗からオンライン店舗の利用へと変わってきています。その理由の一つは利便性でしょう。注文のしやすさから始まって、重量物などは自家用車などがないと実質、買い物が難しいですし、また購入できたとしても、高層マンションなどに住んでいる場合、荷物を運ぶのは大変だからです。ではもう店舗はオンラインのみになっていくのでしょうか。私はそうは考えていません。その根拠として、音楽業界を例に挙げたいと思います。
続きは次回に
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