給水後方活動

学生生活

和歌山市紀ノ川北部は10/3(日)の夜6時頃から断水が発生し、4日目を迎えました。

和歌山大学では、災害科学・レジリエンス共創センター内にてボランティアを募り、給水活動の後方支援を行なっています。

活動拠点の貴志小学校は、給水箇所のグラウンドまでの道が狭いため、車で入ることができません。

そこで、給水に来られる方には、 一旦 車内で待っていてもらい、その間 和歌山大学の学生がポリタンク等を預かり、給水場所と給水に来られた方の間でピストン輸送を行なっています。

水というのは、重く、ポリタンクを数個手で持って歩くのは、とても体に負担がかかります。

そこで、和歌山大学では、荷物運び用の台車や一輪車などを準備して頂いています。

また、10月と言えども昼間はまだまだ暑く水分補給が必要となります。

情報を得るためのスマホ用に太陽電池で充電出来る装置も設置して頂いていました。

給水活動を効果的、効率よく、スムーズに行うためには、後方支援が必要であることが十分認識する事ができました。

今回、給水場所を事前に知ることができ、自身や家族の方と一緒にこられた方は水を入手する事ができましたが、

給水場所を知ることができない人や、場所を知ることが出来ても、給水場所まで来る事ができない人もいらっしゃると予想されます。

給水活動そのものは、公的機関が行って頂いています。

地元での給水活動を効果的に行うためには、後方支援がキーとなります。

災害対応には、基本的な活動を記したフォーマットに加えて、刻々と変化する状況に合わせた活動が必要となってきます。

今回は、水が出ないことで不便を知りましたが、災害には、何が必要かを知るいいきっかけとなりました。

今回、給水にお越し頂きました  陸上自衛隊 信太山駐屯地 第三師団 第37普通科連隊、滋賀県高島市、和歌山県九度山町の皆様 本当にありがとうございました。

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