災害は忘れた頃にやって来るとは夏目漱石門下生の寺田寅彦先生の言葉です。

私の住む和歌山市では、現在、紀ノ川北部地域において約6万戸での断水が続いています。

10月3日の夜に始まり、10月5日現在まだ復旧はなされておりません。

市役所の発表では6日に工事に取り掛かり、8日の送水をめざすとのことです。

ここ数年、和歌山市では、台風等の災害で停電や断水が発生しております。

2018年9月の台風21号の被害では、和歌山市内で約12万世帯で停電が発生しました。

その台風の影響により、大阪府の関西空港橋にタンカーが衝突したことは、全国ニュースでも大きく取り上げられていました。

私の家では、二日程停電が続いたように記憶しています。

そして、2019年12月に発生したコロナウイルスにより、日本のみならず全世界の経済活動が麻痺し、現在も苦しんでいます。

2021年10月、全国で緊急事態宣言が解除され、さあこれからというときに、和歌山市では、北部地域に送水するメインの配管が破断し、約6万戸に影響が及ばされています。

その他にも、梅雨の時期には大雨への警戒をし、真夏には連日36度を超える日々が続き熱中症の危険がありました。

もうこうなってくると、災害は忘れる間もなく、毎年のようにやって来ています。

雨が降る前に傘を準備しておく様に、断水や停電に普段から備えている必要が出てきました。

災害には、出会いたくはありませんが、災害に出会っても対応する準備を怠らないようにしないと、本当に大変な事となってしまいます。

今回の断水も、将来来ると予想されている東南海地震への訓練と思って対応しています。

早く収束することを願うばかりです。

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