初めて、高知県高知市を訪ねました。目的はひろめ市場のかつおです。
和歌山市からは、行きは約7時間かかりましたが、途中の大歩危小歩危(おおぼけ こぼけと読むそうです)の美しい渓谷も見れて良かったです。
夜18時前にJR高知駅に着くと土佐藩の志士である坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の像が迎えてくれました。
駅前は賑やかで、観光案内所も分かりやすく ファーストインプレッションはとても良い街だなあと思いました。
駅前に、路面電車が接続され市内中心部に行くには、とても便利そうでした。
ホテルまでは、約3分と書かれていたので歩いて向かいました。
駅前の大通りを歩いていると、街の賑やかさが目に飛び込んで来ました。カツオと書かれた地元のお店や大企業の看板も見えて活況のある街だなあと感じました。
ホテルに着いて、休憩もそこそこにしてひろめ市場に向かいました。
途中の商店街である壱番街と帯屋町商店街を抜けた先の一角にありました。
前もってyoutube等で、見ておきましたが、やはり実際訪れてみるとその活況さは圧巻でした。
お目当てのお店でカツオのたたきを頂きましたが、一口食べた時もそうですが、食べた後の方がその旨さが押し寄せて来ました。
以前、高級割烹のご主人さんに、本物の料理には底味があると教えて頂きました。まさに高知のたたきにはその底味がありました。
ひろめ市場には、地元の人や観光客も居て大勢の人が飲食を楽しんでいました。
使用済みの食器を片付ける人は、休む間もないくらい仕事に従事されていました。
食べながら、これだけの人が食べて飲むだけでも経済への波及効果は大きいだろうなと思いました。
和歌山市にも黒潮市場という魚介類を提供する施設はありますが、ひろめ市場ほどアクセスが良くなく、料金が高いように感じます。
黒潮市場では、主にマグロが目玉商品となっているので、やりようによっては、変わるかも
しれません。
しかし、ひろめ市場だけでなく、街の活況さは高知市の方がだんとつ和歌山市より上です。
人口は和歌山市が約36万人、高知市は33万人
世帯数は和歌山市、高知市はともども1.5万
と、ほとんど変わらないのに、この違いは何なのだろうか。
街の活況さは、人の数だけでは説明できないことを実感させてくれます。
高知市は地理的には、三方を山に囲まれた、いわゆる盆地に位置する街です。
四国の玄関口でもある香川県高松市までは、特急でも2時間以上かかります。
つまり、近隣に大きな競合市がないことも、活況の理由になるのかもしれませんが、やはり高知市自体に魅力があることが1番の理由でしょう。
そして、松山市、熊本市、鹿児島市と地方の比較的大きな街の特色として路面電車が走っています。
高知市にもやはり、路面電車が街の人にとっての足となっています。
訪れた街の路面電車の特色としては、利用がしやすかったを覚えています。
なぜか路面電車のある街は賑わいを持っていることが多いのです。
路面電車と街の賑わいの関係性を解くことができれば、街の活性化に役立つことが出来るのではと思いました。
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