19歳の頃通っていた夜間大学で初めてミクロ経済学を習いました。しかし教科書を開いて目に飛び込んできた数式を見て、これは難しすぎてだめだと思い静かに教科書を閉じました。月日は流れて40歳を超えてから再び3年次編入で昼間の大学にてミクロ経済学を学ぶと、詳しいことはまだまだ理解できていませんが、多分モノやサービスの価格がどうやって決まるのかを教えてくれる学問なのだろうとぼんやりと理解できてきました。そして今週、はじめてメルカリに出品してみました。出品する前は、トラブルになったら嫌だなとかクレームが来たらどうしようと思っていたのですが、今のところは何ごともなく無事取引も終了しました。メルカリに出品する前に近所の買取店で査定してもらうと数百円だったのが、メルカリでは2万近くで売る事ができました。この違いは何なのかを考えてみたところ、あるモノやサービスを欲しい人は、高額でも購入してくれるけれど、欲しくない人にとっては数百円でも高いと考えるのでしょう。モノの値段とはこういう風に決まっていくことが実感でき、需要と供給が価格を決定するのだとストンと理解することができました。これがミクロ経済学が伝えたかったことではないのかなとメルカリをすることでやっと理解することができました。時間はすごくかかりましたが19歳の頃に抱いていたミクロ経済学に対する嫌悪感がようやくなくなり、メルカリをやって良かったと思いました。
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