先週のゼミでは、問いを立てる事の重要性を先生が説明して下さりました。
問いを立てるためには、疑問に思ったことについて自身で考え、何をどうしたいのかそのプロセスや道筋を導き出す必要があります。
問いを立てるというのは、答えを見つける以上に難しいことだと私は考えます。
20歳の頃、大学を中退して行きたい大学の受験勉強をしていた頃、自分は一体何をしているのだろうともんもんとしていました。まずは、自分の中にあるもんもんとした気持ちは一体何なのかを見つけることから始めました。ああでもないこうでもないと、問題一つ見つけられない日々が過ぎていきました。
今でいうKJ法で、ノートに頭の中にあることを吐き出すように、書き出すことでようやく段々と問題が見えてきました。
一旦、問題が分かると、自ずと答えの枠組みや方向性は決まってきます。
でも、今でも問題の設定が間違っていないか冷や汗をかくときがまだまだ多いです。
ゼミで先生の説明を聞きながら、37年以上も前の事が、思い起こされました。
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