今日は、和歌山大学観光学部でMICE challenge 報告会に寄せて頂きました。

MiCEというのは、学会や研修などのイベントを意味し、
Meeting,Incentive,Convention,Exibitionのそれぞれの頭文字を取ったものです。
ざっくり言えば、多くの人が全国各地から一つの町に集まって会議や商談、研修を行うことです。
今回、沖縄で行われたJapan MiCE Challenge2025 in OKINAWAで和歌山大学 観光学部の学生チームが最優秀賞と最も印象深いプレゼンに投票した票の二冠を達成されました。
MICEという言葉は、あまり一般的には馴染みが薄く、旅行、ホテル業界の方にとっては、少しずつ認知度が上がってきた感はありますが、まだまだ東京、大阪、横浜などの大都会で開催されるイメージが強く、地方都市では、需要が少ないことも相まってさらに認知度が小さいのが現状です。
しかし、登壇されたMICE事務局の方々のお話を伺っていると、地方都市こそ、MICEは地元に人を引きつけ、交流人口を増やす手立てであることを理解することができました。
これまでのMICEのイメージであった大都市で大人数による開催から、数百人規模で行える地方都市でのMICEの開催へシフトしていくことが重要であることを学ぶことができました。
特に、地方都市の情報は、大都会と比較すると埋もれてしまいがちであり、実際にお越し頂けることで、地方都市の魅力を味わって頂ける絶好の機会であることが、地方都市でのMICE開催の大きな役目の一つであることを再認識することができました。
今回のMICE事務局と大学のコラボは、大学生にMICEの魅力と将来性を知って頂く事を念頭にされていましたが、私にとっては和歌山市の交流人口を増やす絶好の組織であり、ツールとなり得ると感じられました。しかしながら、MICEの認知度浸透については、まだまだこれからであり、将来の地域交流において重要な役目を担っていくと実感することができました。
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