今日は、かねてから行きたかった海南駅前の喫茶店に行く予定でした。
大体、11時頃にお腹が空くように、朝食を軽めにして、近くの図書館でスタンバイしていました。
ところが、10時を過ぎた頃からお腹が空き始めたため、何かドリンクでも飲んで気を紛らすことも考えたのですが、一か八か訪れてみることにしました。
やっぱり結果は駄目で、まだランチの時間ではなくモーニングのみの提供でした。でも胃はガッツリ何かを食べたいようで、仕方がないので周辺をウロウロしていました。
たまたま、歩いていると、お店の方が看板を出しているところで、そこにはランチの文字が書かれていました。
ベーグルランチのようで、物足りないかなと思いつつ、店内に入り、待っていると、看板で見るよりボリューミーな内容でした。
当日は、寒くて風も強く、暖かいスープを飲むとほっとしました。普通のキャベツの入ったクラムチャウダーだと思っていたら、なんと牡蠣が入っていました。それも二つも。
その牡蠣をきっかけに、お店の方と話始めると、最近はインバウンドの方が海南駅から降りてくることが多く、近くのマリーナシティや黒潮市場へ訪れていることなどを教えて下さいました。
海南市は、かつては鉄鋼や化学工業で栄えた町ですが、現在はかつてほどの勢いが無くなっています。
そんな中、海外から訪れてくれる人たちがいることについても話ができ、これからの海南市の行方などについてもお互いの思うところを話し合うことができました。
昔は、海南駅から泉北の高島屋まで毎日行商をしていたことも教えて頂き、往復4時間から5時間もかけて通っていたそうです。
海南市の中心部は、さびれてはいないけれど、かつてほどの活気はなく、図書館で多くの学生が勉強していましたが、大学受験用の赤本は和歌山以外の他府県の大学でした。
いかにして、若者が海南市に戻ってきたくなるような市政を行って行くのかを、考えさせて頂いた一日でした。
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