街を背負う覚悟

社会人大学

名古屋栄に新しい商業施設がオープンしたというので視察してきました。

名古屋の中心市街地の中でも、規模と歴史が群を抜いている栄地区にザ・ランドマーク名古屋栄が2026年6月11日に開業しました。

地下4階、地上41階と主にホテル、商業施設、オフィスからなる複合ビルです。

三菱地所、Jフロント開発、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社と大企業からなるコンソーシアムです。

今回は、その中の商業施設であるHAERA(

ハエラ)を見てきました。

ハエラは、大丸松坂屋やパルコの親会社であるJ .フロントリテイリンググループの一つでラグジュアリーに特化した商業施設とのことです。

実際に館内を見て廻ると、ルイヴィトンやCartierなどのハイブランドに加えて関西ではあまり見かけないショップも散見されました。

栄地区は、名古屋の中心地であり、また実質名古屋の顔と認識されてきました。

しかし、最近ではJR名古屋駅の再開発により、人流が栄からJR名古屋駅に移ってきているとの指摘もあり、栄の更なる活性化が求められてきました。

そうした中、かつての栄広場に満を持してザ・ランドマーク名古屋栄が開業されました。

栄地区はこのランドマーク名古屋駅以外にも中日新聞社の新ビルが2024年に開業するなど、街に新しい賑わいがもたらせられています。

栄地区には、百貨店としては松坂屋

名古屋店と名古屋栄三越があり、名古屋の顔としての役割を担ってきた自負を感じました。

百貨店事業は、昨今売上が減退し、ピーク時に比べて半減するなどで百貨店各社は撤退、閉店などすることで、益々その事業の意義が問われ続けてきました。

今回、ザ・ランドマーク名古屋栄内のハエラを視察すると、館内に老若男女大勢のお客様が来られていました。

百貨店に関してアンケートを取ると、とくに若者の利用とその訪れが顕著になされていないことが見えてきます。

さらにネット利用によるモノやサービス購入の利便性などにより、リアル店舗の存在意義が問われています。

今回、ランドマーク名古屋栄を少し見ただけですが、親会社のJ.フロントリテイリングは、ただ単にモノやサービスの売買をするのではなく、街とともにリアル店舗として存在する責任を担う覚悟を持っているのではないかという気概を感じました。

私は、栄という土地に物理的に存在する覚悟を背負うという決断した各社コンソーシアムに敬意を表したいと思いますし、この街への責任を担う役目を買って出ている強い意志にエールを送りたいと思います。

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