今日は、楽しみにしていたセミナーの日でした。
地元和歌山での開催で予約をしていたのですが、予約後に名張市での1月滞在出張となりました。
そのため、予約のキャンセルを入れたところ、コロナのためオンライン開催となったことを教えて頂きました。
コロナの蔓延は、社会に大きな影響を与え続け、これまで当たり前だった社会を否が応でも変えてしまっていきます。
そして、今日は久しぶりの昼間の勤務でそれも16時からでした。
そのため、無理だと思っていたセミナーをオンラインで拝聴することできました。
運が良いと言っていいのかどうかは分かりませんが、楽しみにしていたセミナーを聞くことができて嬉しかったです。
セミナーでは、地元の小学生によるBUY LOCALという地元の食材や取り組みを応援する事例が紹介されていました。
ある小学生は、BUY LOCALというキーホルダーをランドセルつけて登校するアイデアを実行していました。
なかなか大人でも、こういったアイデアは出ず、また実行するなんてさすがだと唸りました。
第二部では、私の先生による全国の事例紹介がありました。
地域地域の事例を紹介されていく中で、活動を頑張っている方に向けてエールを送られていました。
まちづくりは、結果ももちろん大事ですが、頑張っている人たちを労い、敬う姿勢に感動しました。
今、私がいる名張市は1960年から2000年にかけて、ニュータウンが建設され、人口は2倍以上に急激に増加しました。
しかし、2000年の8.5万人をピークに減少に転じ現在は10ポイントダウンの7.6万人となっています。
人口増加により、税収が増加することで、潤った面は確かにあります。
しかし、人口増加は永続的に行うことは難しく、一旦人口が減少に転ずると、支えきれない面も露呈していきます。
セミナーの中で、先生はまちづくりは宝探しだとおっしゃっていました。
街にある光る宝を探すこと、そしてその宝に愛着をもつことが大事であると仰っていました。
街づくりには、長期的な目線が必要とされます。
一時的な発展より、中長期にかけた取り組みが大事で必要です。
江戸時代に名張の街を統治した東堂家は、名張川から水を引き、用水路を街中に張り巡らしました。
その用水路は、現在でも名張の街に潤いを与えています。
山から流れ、名張川に通じる清らかな水の流れは、名張の街の大きな宝だと私はそう思います。
セミナーは、名張の街の魅力を再発見できる良いきっかけとなりました。
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