地元では、当たり前のように思っていたのが、実はそうでなかったといったことはたまにはあります。
私にとっては、小学生の頃から、食べ慣れている”グリーンソフト”がそれです。
今では、ハーゲンダッツの抹茶味などがありますが、小さい頃にはアイスクリームと言えばバニラが主流でした。
しかし、地元の玉林園さんでは、グリーンソフトと言われる抹茶味があり、私の住む界隈ではバニラ主流のアイスの中でもニッチな位置を占めていました。
このグリーンソフトにはカチカチに凍らせたハードといわゆるトグロを巻いたソフトがあり、すぐ食べるならソフト、持って帰るならハードと買い分けていました。
肝心のお味は抹茶味そのもので、そもそも玉林園さんはお茶を販売している会社なので、お茶味のソフトクリームがあっても不思議はないのです。
夏が近づく季節になると、このグリーンソフトが食べたくなり、そそくさと近所のファミマへ自転車を走らせることになります。
コクがあるのに、後味さっぱりとこれから気温が高くなってくる時期には、ぴったりのスイーツです。
和歌山を代表するスイーツのひとつだと思います。
さすが、和歌山県の優良県産品である『プレミア和歌山』に選ばれるだけありますね。
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