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切荘百貨店の誕生

今日は、田辺市民図書館へ切荘百貨店の記事を閲覧しに行ってきました。切荘百貨店は、昭和40年10月1日 和歌山県田辺市の商店街の中に開店しました。紀伊民報 昭和40年10月3日版記事を読んでいくと、開店にあたって、商店街との軋轢があり、船出は...
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ハイブリッドな町 湯浅町

湯浅町は、和歌山県の中部に位置し、醤油の製造で有名な町です。観光案内所の説明によると1535年には、大坂に向けて出荷されていたとのことです。かつては、熊野古道の宿泊所としても賑わっていたそうです。街中を歩いていると、醤油の甘辛い匂いがただよ...
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石油会社の挑戦

今回は、和歌山県湯浅町のワイナリーを訪ねてきました。こちらのワイナリーは、有田市に本社がある株式会社TOAさんにより運営されています。株式会社TOAさんは、ENEOS株式会社の関連会社として長年石油精製事業に携わってこられました。和歌山県民...
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百貨店とは何か

これまで、三井銀行出身の高橋義雄と日比翁助が呉服店を株式会社化し、旧態依然の販売方法を刷新する事でデパートメント(百貨店)という革命的な商業施設を創り上げたことを述べてきました。一方、同じ三井銀行出身の小林一三は、鉄道会社の一部門として新た...
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田辺市の魅力

約一ヶ月ぶりに田辺市を訪問しました。今回の目的は、ブログをご覧頂いた方より田辺市立図書館に地元の新聞のDVD版に切荘百貨店の記事が載っているかもとのご教授を頂いていたからでした。紀伊田辺駅に着いてから、いつもの宝来寿司さんで昼食を頂き、図書...
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百貨店とは何か 

前回までは、いわゆる越後屋呉服店が三井家にとって、お荷物になっていることまでお伝えしました。では-、なぜそういったお荷物の越後屋が百貨店になれたのか。これには、2人の活躍がありました。1人は、三井銀行大阪支店長の高橋義雄ともう1人は同じく三...
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百貨店とは何か 

百貨店とは何かと問われたら、色々なものやサービス特に高品質、高価格の商品が売られている所と答えが返ってくることでしょう。大丸 神戸店確かに、阪急百貨店や高島屋など百貨店と認識されている場所を訪れると、上記のように美味しそうな食品や素敵な衣服...
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中心市街地活性化における百貨店の役割 近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店の事例

あべのハルカス近鉄本店は、大阪市南部の阿倍野区に位置し、売上高は約1135億円と近鉄百貨店全10店舗の中で一番であり、全国の百貨店ランキングでも10位になっています。あべのハルカス近鉄本店建物の高さも300mと2023年に麻布台ヒルズ森JP...
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中心市街地活性化における百貨店の役割 高島屋泉北店の事例

商店街など町の中心市街街と呼ばれる地域を歩いていると、様々な店舗とともに、百貨店を見かけることがあります。大阪府内では、高島屋の店舗は三店舗あり、売上高が大きい順に南海難波駅に隣接している年商1319億円の大阪店、泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅に隣...
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地方都市における百貨店の役割

コロナが五類になってから、百貨店の売上は回復基調となり、インバウンド需要も上乗せされたことにより、コロナ以前の売上を超えてきました。しかし、インバウンド需要は東京、大阪、などの都市部に集中している傾向があり、いわゆる地方都市にはその恩恵が届...