今日、大学院修士課程修了者が決定し、通知されました。私も人より2年以上多くかかりましたが、なんとか修了する事が出来ました。
2012年に学部に編入学した時には、まさか大学院に進学するとは思ってもいませんでした。
大学院に進学する前に、いくつか前もって単位を取得しておくと良いと伺っていたので、まずは科目履修生となり単位を取得していきました。
そして、単位を全部取得してから、大学院に入学し、ゼミと修士論文のみだけならなんとか仕事をしながら学業を続けることができるのではと考えていました。
しかし、今大学院に入学しなければ、タイミングを逃してしまう気がして単位を全て取得しない内に大学院へ進学しました。
そうすると、多分きついことになるだろうとの予想はしていたのですが、やはり1年目の前期はハードでした。
学部生の頃もそれなりにタイトでしたが、大学院は質も高く準備に倍以上の時間がかかりました。
睡眠時間が少なくなり、体調もあまり良くなく、さすがに退学しようかと考えていた時、いつも参拝している境内で、一人の男性に出会いました。以前にもお会いしたことはありましたが、そんなに頻繁にお会いする方ではないのですが、何故か節目節目の時にふいにお会いすることがある方でした。
神社の境内で絵を描かれていたその男性に堰を切るかのように、退学しようか迷っている旨を話したところ何も退学する必要はなく、休学という方法もある。出来るところまでやって、それでもだめなら一休みすればいいのではとアドバイスを授けて下さいました。
そう話す姿はひょうひょうとして、何をそんなに深刻に考えているのだとおっしゃっているようでした。
もし、あの時、あの男性に出会っていなければ大学院を退学していたかもしれません。
今日、こうして大学院修士課程を修了することが出来ましたが、自分だけの力で出来たものではないことを改めて実感致します。
英語ではこういう時に
I appreciate for everything you did.というそうです。
簡潔ですが、まさに今の気持ちを言い表しています。
皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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