今回は、泉佐野市 羽倉崎駅から泉南郡田尻町まで
夏の間休んでいた紀州街道の旅を再び再開しました。
前回は、6月2日に南海電鉄 羽倉崎駅で終わっていたので、今回はこの駅からスタートしました。
歩く前に、腹ごしらえをしようと駅周辺のお店を探してみたところ、美味しそうな匂いが近くのうどん屋さんから漂ってきていました。
他のお店も探してみましたが、ほとんどお休みでしたので、お腹も空いているので、うどん屋さんに入る事にしました。
このうどん屋さんは、昭和46年からされているようで年季の入った、趣のあるお店でした。
注文した昆布うどんと田舎すしも、美味しく頂くことができました。
腹ごしらえが出来たので、紀州街道を探して歩いていると、電車がたくさん並んでいる車庫のような場所があったので撮影していると、近くにいた男性が話しかけて来られました。
近くに住まわれている方で、近隣の様子をいろいろと教えて頂き、羽倉崎駅近くの田尻町には大きな寺が4軒あることや、そもそも歩いているところが紀州街道ではないことも教えて頂き、本当に助かりました。
田尻町は人口8382人(令和4年)の海辺に面する町で、先日訪れた日本一小さい忠岡町に次いで面積が小さな地域です。
そのような比較的小さな地域に、大きなお寺が4軒もあるのは不思議でしたが、かつて田尻町を含む泉南地域は紡績で栄えた歴史を持ち、かつては財閥も存在していました。
近隣の岸和田市の寺田家をはじめ、紡績で財を成した方が多く、従業員数も多かったのでしょう。
現在も、歩いていると紡績工場の看板も見かけられ、それも大規模な工場が多かったです。
紀州街道と思われる所を歩いていると役場や消防署、地元の銀行が並んでいてこの道がメインロードであることが分かってきました。
しかし、歩いている道には、紀州街道を示す案内はなく、本当にこの道が紀州街道である保証がない中、しばらく歩いていました。
そうこう歩いていると、川に遮られて橋もない中、川沿いを歩いていると元の府道に戻ってしまい、さすがにここは紀州街道ではないことが分かってきました。
当日は、午後1時30分からオンラインミーティングがあったので、座れる場所を探すことにしました。
しかし、府道沿いにはない様で、立ち寄ったスーパーで女性の方に尋ねると、りんくうイオン泉南店にあるとのことでしたので、先に進むことにしました。
イオンへ向かう道沿いには、ネギ畑があり、刺激臭が漂っていました。泉南地域は玉ねぎで有名ですが、後でネットで調べてみるとネギも出荷量では、6240トンもあり、有名な玉ねぎは3860トンとネギを下回っていました。(令和2年度 農林水産省HPより)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tiho/attach/pdf/todouhuken_gaiyou2022-27.pdf
イオンには、ギリギリに到着し、ようやくフードコートでオンラインミーティングに参加することができました。
今日の歩いた距離は約12kmで、オンラインミーティングが終わると、疲れてしまい、椅子で約40分ほど熟睡してしまいました。
田尻町はとても静かで、落ち着いた良い町でした。それにコロナワクチンを接種すると商品券が2000円分を頂ける事業が行われていました。
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