先日も大学生のゼミに参加させて頂きました。
今回のゼミ生の方の発表は『直感』と『コロナ前後での行動』についてでした。
なんとなく、直感は当たりそうだし、コロナの前と後では人の行動に違いはあるだろうなとは思っていましたが、その根拠を問われると答えられませんでした。
でも、ゼミ生の方の発表を聞いているとなるほどと唸らせられることが多く、学問は楽しく、やはり続けていくことが必要で大事なことだと痛感させられました。
男子学生の方が発表してくれた『コロナ前後の男女の行動』については、コロナ前と後に行っていた行動について上位10位を男女別に記してくれていました。
上位1-3位だけを見ると男性は、一位に『睡眠と休息』、二位に『お酒を飲む』、三位に『美味しいものを食べる』が挙げられコロナの前と後ではカテゴリー、順位とも変わらず、変化率は数パーセントダウンしていました。
一方、女性はカテゴリーは変わっていませんが、一位に『美味しいものを食べる』から、『睡眠と休息』に変わっていました。
また変化率も『美味しいものを食べる』がコロナの前では49.2%あったのが、コロナ後には35.2%へ14ポイントもダウンし、同様に『買い物をする』も49.4%から22.2%へとこちらも17.2ポイントと二桁ダウンでした。
一位の『睡眠と休息』も一位にはなってはいますが、コロナ前では46.4%から43%へとダウンしたのにかかわらず、他のカテゴリーが二桁ダウンしたために、相対的に押し上げられて一位になってしまいました。
このように、アンケートによるデータを見ることにより男女によってコロナ前と後では、行動に差がある事が認められました。
データを見る前には、コロナ前後の行動については、緊急事態宣言により行動の規制があったし、根拠はないですが、直感で男女にも差はあるのだろうとは思っていましたが、データを見ることで確定することができました。
やはり、直感というものは、当たるということが実感できました。
この実感という根拠の見えにくい感覚と、統計という数字をミックスすることで、他人と自分を納得させることが出来るのではと思いました。
今日は、休みで紀州街道の続きを歩きたかったのですが、何やら気が乗らず夕方くらいまでのんびりしていたのですが、やっぱり行こうと電車に乗ったものの、立ちくらみがして途中のみさきこうえん駅で引き返してきました。
やっぱり、直感は大事ですね。
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