今日は、JR大阪駅隣のうめきたにあるグラングリーン大阪内のコングレスクエアで行われた「地域再生甲子園2025」に行ってきました。

朝9:30から夕方6:15まで、各地の街づくりに貢献されていらっしゃる方々が、順番に登壇され、それぞれの街の資産や魅力をベースに街の活性化についてご説明頂きました。

甲子園とタイトル内にあるのは、各地の街づくりのプロフェッショナルが、勝ち負けはないものの、一堂に介してそれぞれの施策をアピールすることから名付けられたことによります。
アメリカからも、4名の登壇者が来られ、メイン州、カンザス州について街づくりのknow-howについてご説明頂きました。
うめきたも、元々は、JRの貨物駅跡地を再開発され、オフィスやホテル、今回のイベントスペースなどのような施設が一体化された複合エリアになっています。
街の再開発や活性化というと、大企業による資本投入が、見た目にも分かりやすく、効果も高いように思われてきました。
確かに、大企業による大規模開発は、開発のエリアが広く、新たに建設される建物も出来ることから、再開発=大企業のイメージがつきやすいです。
ですが、今日のセミナーでは、小さな資本のいわば地方の片田舎でも、十分に再開発の対象となり、経済的な成功のみならず、地元にとって精神的な成功をもたらす事を学ぶ事ができました。
地元の資産を、いかに地元以外の人にその魅力をアピール出来るかが、やはり鍵となっているようです。
『どうせ、自分たちの街には何もないよ。』という思考からいかに脱却できるかが大事である事に気付かされました。
各地の街の再生を行なっているプロフェッショナルの方々のお話を伺う事ができた事は、内容もさることながら、心に響ました。
良い一日となりましたこと、お誘い頂いた先生をはじめ、関係者の方々に感謝致します。

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