田辺市の魅力

社会人大学

大都会でもなく、かといって田舎でもない町それが田辺市です。

今回で四回目の訪問となりましたが、初めて訪れた昨年12月と顕著に違った光景がありました。

それは、外国人観光客の姿です。

JR和歌山駅ではお見かけしなかったのに、JR紀伊田辺駅で降りると、バックパッカーのいでたちをした数人の外国人観光客を見かけました。

話している言葉は英語で、容姿も欧米系のようでした。

なんだか楽しそうに、同行の人たちと談笑しながら、駅の階段を降りて行きました。

今回の私のお目当ては、ひろめという春に田辺市でしか取れない海藻を食べに行くことでしたので、そそくさと駅を後にしてお店へ向かいました。

目指すお店は前回伺った宝来寿司さんで、こちらではひろめ寿司を提供されていたのを、メニューで知っていました。

宝来寿司|田辺市熊野ツーリズムビューロー
昭和8年(1875)創業の老舗寿司店で、紀州沖で水揚げされたカツオなど、地元産のネタを使った寿司が豊富に揃う。なかでも田辺湾特産の海藻である“ひとはめ”を使ったひとはめ寿司が人気で、1月下旬~3月中旬に登場する、ひとはめ
ひろめ寿司@宝来寿司

鯖の切り身をごまが入った鮨飯で握り、その上からひろめという海藻で包んであります。

小ぶりのお寿司なので、一口で食べる事ができます。

塩気の効いたひろめと、軽く酢の効いた酢飯がこくのある鯖の脂とマッチしていて、食べていると春の訪れを感じさせて頂けます。

そうして、ひろめ寿司を味わっていると、新たにお客さんがやってきたようで、何気なく見てみると、こちらもバックパックを背負った外国人観光客の方でした。

席が少し離れていたので、会話があまり耳に入ってきませんでしたが、こちらの方も英語を話されていました。

去年初めて、田辺市を訪れたのは12月19日で、ほとんど全くといって良いほど、英語を話す外国人観光客の方をお見かけしませんでした。

ですが今回、外国からの観光客の方を駅や飲食店でお見かけし、東京、大阪などの大都市ではなく、遠く離れた地方都市の田辺市までやってきて頂いたことに驚きました。

今から思えば、少しお話しできれば良かったなと後悔しています。

円安の効果があるとは言え、魅力がなければ訪れて頂けません。

外国の方々にとって、田辺市を選んだ理由をぜひ次回は尋ねてみたいと思っています。

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